上三原神社(かみみはらじんじゃ)
上三原地区の旧村社。元は山の中に鎮座していたようですが、後で現在の地へ移されたようです。
【祭神】伊津奈比売命(いつなひめのみこと)
【祭礼】調査中
【由緒】(参考文献:和田町史)
勧進など詳しい由緒は不明です。和田町役場に所蔵されている「神社寺院関係願書類朝夷黒岩村外六ヶ村戸帳役場」の文章によると明治五年五月建物寄付人渡辺磯吉、用掛り長谷川金四郎、祠掌浅間祐義等連盟によって千葉県令柴原和に神社移転願書を出したとあります。
明治十年五月は以下の三社が上三原神社合併届を提出しています。
1.皇大神社(こうたいじんじゃ)(通称てんのうさま)
上三原村甲九二九番字別所 創立年暦不詳
2.十二社(じゅうにしゃ)(十二神)
上三原村甲四0七字中庄司 創立年暦不詳
3.山神社(さんじんじゃ)(大山祇命)
上三原乙一一三番字柴崎
明治四十一年十二月五日安房郡太田資行への報告書によると、無社格十二社は境内一畝二十七歩、社殿は明治36年10月15日焼失、同38年9月30日再建
境内は石垣に囲まれ一段高くなっています。
鳥居
鳥居は最近になって立て直されたようです。形式は明神鳥居です。
手洗鉢
年代は彫られていませんが新しいようです。
拝殿の龍と獅子の彫刻。