横山神社(よこやまじんじゃ)
【祭神】大山祇神(おおやまつみのみこと)山の神様
【祭礼】9月第4土曜
【由緒】(参考文献:鴨川市史 通史編)
元和六年(1703年)の創建と伝えられます。明治三年の「神社書上帳」には横山大神とあります。神社書上帳によれば古くから山神の神号であったものを、文政二年(1817年)に村内相談のうえで改称を決め、京都白川殿から「横山大明神」の神号を許されたそうです。
神社全体が小さな山の上にあります。
鳥居
鳥居は広島県の厳島神社と同じ明神系の両部鳥居です。昭和四十六年二月七日奉納。
常夜灯(鳥居前)
参道には常夜灯が3対あります。鳥居前の常夜灯は昭和五十四年奉納。伊勢参宮記念
拝殿下の常夜灯
拝殿下の常夜灯は比較的新しく、平成六年二月五日奉納。第六十一回神宮式年遷宮記念参拝 横尾平成伊勢講中。
手水舎
手水石は風化が激しいのですが、文化元年(1804年)九月吉日奉献と刻まれているように見えます。
拝殿前の常夜灯
拝殿前の常夜灯は風化が進み正確に読み取れませんが、天保三年(1832年)のようです
狛犬
狛犬は全く風化していません。大正二年(1913年)三月奉納です。
拝殿向拝には後藤義光の高弟「後藤喜三郎橘義信」の彫刻が施されています。
明治四十四年参月吉祥日 當国舘野村国分産 彫刻師 後藤喜三郎橘義信
龍の彫刻
木鼻の彫刻
鯉と浪の彫刻
今日は秋季例祭日。屋台か神輿かは確認できませんでした。