天沢寺(てんたくじ)
天沢寺(天澤禅寺)は、ひっそりとした場所にありますが、本堂向拝には五代目波の伊八(高石伊八郎信月)の龍と木鼻の彫刻があります。
寺の名称は「吉尾のあゆみ」などによると「天沢寺」と書かれていますが、境内の門には「天澤禅寺」と彫られています。
【宗派】曹洞宗(長安寺末)
【山号】永谷山
【本尊】十一面観音
【由緒】参考文献:吉尾のあゆみ
「明細帳」によると天正元年(1573)年十一月、天翁全幡禅師の創立と簡明に記録され詳細は不明。境内の住職墓地に、正木弾正左衛門(彗光院殿賀翁長慶大居士)の石塔が建てられています。正木弾正左衛門は、明治初期に廃寺となった曹洞宗の長慶寺を創建したとされています。
本堂
本堂向拝の彫刻は五代目波の伊八(高石伊八郎信月)の作品です。
高石伊八郎信月:本名は高石武一郎(明治二十三年(1890年)~昭和二十九年(1954年)64歳)主な作品は、鴨川市八色の神明神社、天津小湊の西蓮寺、大荻神社、鴨川市広場の鏡忍寺、南房総市富浦町の真勝寺などがあります。
木鼻の彫刻
詳細情報
住所
お問い合わせ先
※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。