国司神社(コクジジンジャ)
祭神:源親元(みなもとのちかもと)
平安時代中期頃に安房国の国司(こくし)として京の都から赴任した源親元をお祀りした神社。
親元は安房国の人々にとても慕われていたらしく、任期を終えて都に帰る時は、別れを惜しんだ人々が道を塞ぎ袖にすがり付いて泣いたと伝えられています。
永久二年(1114)に親元の死去を聞いた住民達は住居跡に祠を建てて祀ったのが国司神社の始まりとされています。
一の鳥居
県道257号沿いにあるこの階段を登ります。駐車場はありません。
二の鳥居
狛犬
拝殿
手水舎
国司神社の御船歌 館山市指定文化財
国司神社の御船歌は1月16日の御歩射(おびしゃ)と8月1日、2日の国司神社の祭礼で演じられます。
歌は「国司丸船歌」に始まり「皇帝」「正月くどき」「初春」が伝えられています。
御歩射の時には「国司丸船歌」「正月くどき」、8月の祭礼には「国司丸船歌」「皇帝」が歌われます。
毎年8月1日、2日の館山のまつりでは8月2日に国司神社の国司丸が館山神社に入祭します。
国司丸は大変古い御船で、艫の支柱に文化十四年(1817)と墨書きがあります。
館山のまつりの様子
境内からの眺めは良く、館山湾を一望できます。
住所:千葉県館山市沼931
駐車場:なし
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