増間日枝神社の御神的(おまと)神事
毎年3月1日に南房総市増間の日枝神社の境内にて御神的神事が行われ、多くのカメラマンが訪れます。
御神的神事とは
その年の作物の豊凶を占う御歩射(おびしゃ)の行事です。
選ばれた2人の射手は、垢離(ごり)の淵で水浴潔斎(けっさい)した後、紋付き羽織袴に着替え、祭典を終えると
御神的神事が始まります。
的は二十三間半(約43m)先にあります。2人の射手は早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)に分けて矢を2本づつ交互に三回十二本全部で三十六本射ります。
的の当たり具合でその年の作物の豊凶を占う神事です。
日枝神社の御神的の起源は元正天皇の頃(715年~723年)とされています。
この日枝神社の御神的神事は古来の民俗儀式を折り目正しく伝えるものとして、千葉県無形民俗文化財(昭和38年5月4日)に指定されています。
千葉県ホームページ増間の御神的神事
2人の射手が矢を持って神社の中に入り祭典が行われます。
14:00頃になると射手が境内に降りてきて御神的神事が始まります。
住所:千葉県南房総市増間552 日枝神社
日時:毎年3月1日 13:00頃から祭典が行われます。
駐車場:なし 県道258号増間ダム入り口の駐車場に車を停めて徒歩10分位です。