今日は鴨川市太海の浜茶屋太海浜に「お刺身唐揚げ」を食べに行きましたが、コロナにより休業中だったので、太海にあるお寺や神社を探していました。
まるよ食堂から車1台がやっと通れる道を進み香指神社の前を通り過ぎ50mほど過ぎた所で墓地を見つけました。お寺かと思って建物を見ると「新戸集会所」とあるので通り過ぎようとしたところ、墓地の前に「売地」という立札(上の写真)を発見しました。
とても気になり知り合いの不動産業者に問い合わせてみたところ、「確か墓地は売買できないはず。物件として見たことはないし、仮に物件として出たとしても仲介するつもりはないので、詳しく調べたことはありません」との回答でした。少し気になってインターネットで調べてみましたが、墓地の不動産物件は1件もありません。また、墓地の売買禁止についての記載も見つかりませんでした。
家に帰ってから写真を見てみると、墓地の区画の売地であると判明。誰にも聞いてはいませんが、これ以外には考えられません。
弊社は房総不動産ネットワークという不動産サイトを運営しており、「事故物件」や「訳あり物件」を集めておりますが、全然物件が集まらないのでこういう看板を見ると過剰に反応してしまうのです。
事故物件で思い出しましたが、以前に大手不動産サイトで凄いのを見たことがあり、インターネットでかなり話題になりました。
正確には覚えていませんが、殺人事件が近くあり幽霊が出ると噂のあった賃貸物件です。家賃は確か2万円台で、コメント欄にはお化けのQ太郎のイラストとともに次のように書かれていました。(正確ではないと思いますが音符のマークがとても印象に残っています。)
「事故物件♪ 人気の事故物件♪ 一人で居るのに一人でないような感覚になれます♪ 寂しがりやのあなたにおすすめの物件♪」
ところで「事故物件」や「訳あり物件」とは何なのでしょう?Wikipediaや他の不動産サイトで調べてみました。
事故物件
事故物件を大別すると物理的瑕疵物件と心理的瑕疵物件に分かれるようです。物理的瑕疵物件は白アリの被害や雨漏りなど物件そのものの物理的な欠陥。心理的瑕疵物件は、殺人、傷害致死、火災など刑事事件に該当する事柄で死者が出た物件と、事件性のない孤独死、自殺などに分かれるようです。通産省によると、事故物件の告知義務は居住用、オフィス用、売買物件、賃貸物件により微妙に違うようです。
これ以上調べるととても長くなるので事故物件についてはこれで終わりにします。
訳あり物件
不動産取引において欠点のある物件のことで事故物件との明確な違いは分かりませんでした。事故物件は、「物理的瑕疵物件」「法的瑕疵物件」「環境的瑕疵物件」「心理的瑕疵物件」に分けられるようです。