観音寺(かんのんじ)
千倉町南朝夷の『観音寺』は真言宗智山派の寺院です。寺は千倉のトクダヤ洋品店から山側へ、千倉清掃センターへ向かう途中にあります。
周囲にはお店などはありませんが、ここから350mのところには、南房総では珍しい南房総温泉スタンドがあります。
※参考文献:千倉町史
【山号】不明
【宗派】真言宗智山派
千倉町北朝夷円蔵院末
【御朱印】不明 お寺にお問い合わせください
【本尊】聖観世音菩薩
【由緒・沿革】不明
境内入口の石段両側には数基の石塔が建っています。石段左側の紫の花は「禊萩(みそはぎ)」。別名「盆花」、精霊花(しょうりょうばな)と呼ばれています。南房総ではお盆に先祖の送り迎えをする「やんごめくいくい」の際に使われる花です。
右側の石塔は「法印者全」「本不生位」と彫ってあります。
法印者全の法印とは法印大和尚の略で、僧位の最上位のこと。
本不生位とは真言宗における僧侶の戒名のこと。
この石塔はご住職のお墓なのでしょうか。
本堂。本堂に向かって左側は坂道かあり、坂道を上がると境内が一段高くなっています。
高台は平坦で広くなっていて、かつてはここに何か建っていたのでしょうか。資料が見つからないので推測になってしまいます。
現在は小さな社が残っているのみです。
高台から本堂を撮影しました。
詳細情報
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