せせらぎ販売所
館山市畑の「せせらぎ直売所」は土曜、日曜限定の地元野菜と卵の直売店。安房グリーンラインはお店が全くと言っていいほど無いので、小さなお店でも結構目立ちます。私の知る限り畑地区唯一のお店です。
店舗裏は花の販売コーナーです。
店舗では地元野菜、山菜、卵、地元野菜を使った加工食品と手作りのミニ着物や布製品が販売されています。
その中でも目玉商品は秋に採れる『房州松茸』です。
房州マツタケとは?
正式名は何と『バカマツタケ』 地元の人は房州マツタケや単にマツタケと呼びます。マツタケと同じハラタケ目、キシメジ科、キシメジ属で味、香り、形もマツタケにそっくり。マツタケは赤松の周辺に生えますが、バカマツタケはナラやスダジイなどの広葉樹の周辺に生えます。マツタケの人気が出てきたのは1960年頃からのようで、それ以前は畑周辺でもバカマツタケは背負籠一杯位採れたそうです。現在では絶滅危惧種への指定が検討されている位貴重なものとなってしまったようで、バカマツタケが採れる場所は家族にも教えないという人がいるほど少なくなってしまいました。
地元野菜販売コーナー
こちらは地元野菜と山菜の販売コーナー。写真を撮影したのが日曜日の14:00(閉店の2時間前)過ぎだったので、あまり野菜は残っていませんでした。
野菜は人参、インゲン、新玉ねぎ、菜花など。
山菜はタラノメと枸杞(クコ)。クコは杏仁豆腐や薬膳に入っている赤い実が成る木でお浸しやクコご飯などにすると美味しい山菜です。
自分で育てた新鮮卵の販売コーナー
南房総地域は菜花の生産量日本一。栄養価が高く食用としても優れていますが、観賞用としても人気があり1月から3月は黄色の絨毯があちこちで見られます。
地元農産物加工品コーナー
梅干、梅酒、一味唐辛子、味噌漬けなど手作りの加工品の販売コーナー。梅酒は400円と安いのでおすすめ。
お楽しみコーナーでは手づくりのミニ着物や布製品が販売されています。
ハンカチーフなど布製品は100円から500円が中心
アイスクリームも販売しています。
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
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お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。
定休日
※土曜・日曜のみ営業