源慶院(げんけいいん)
【宗派】曹洞宗
※南房総市本織 延命寺末
【山号】安布里山
【本尊】延命地蔵大菩薩
【霊場】安房国百八地蔵 104番札所、安房郡札三十三観音12番札所
【御朱印】あり
【由緒】天正元年、里見義弘の娘「佐与姫」(さよひめ)によって創建されたと伝えられます。慶長年間(1596年~1616年)に里見氏より安布里村と北条村の25石ほどの寺領を与えられ、その後徳川家から15石を与えられました。元は古屋敷という場所に仮本堂がありましたが、現在地に移転したと伝えられています。
境内には佐与姫(里見義弘の娘)の墓の他、岩村藩藩士 林栄之助(房州団扇生産や館山の印刷業振興)、小池敏学(田中藩の柔術・棒術の師範)の供養塔があります。
山門
嘉永六年(1853年)建立。大正十二年(1923年)の関東大震災により倒壊し萱葺から銅葺となりました。鶏と竹、兎などの彫刻の作者は不明。
本堂
佐與姫の墓
佐與姫の墓は歴代住職の墓の一番奥にあります。佐與姫は安房里見氏6代、里見義弘の長女で源慶院の開基と伝えられています。天正七年(1579年)五月十五日没
白山妙理大権現
山門向かいの崖には岩をくり抜いて造った石宮があります。この岩窟には曹洞宗大本山の永平寺で鎮守としている「白山妙理大権現」が祀られています。
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