諏訪神社(館山市正木)(スワジンジャ)
創建:延喜(えんぎ)元年(901年)
祭神:建御名方命(たけみなかたのみこと)
館山市正木の諏訪山の頂上にある神社です。駐車場に車を停めてから徒歩で山を登ってゆきます。途中の景色はすばらしく、館山市内と館山湾(鏡ケ浦)が一望できます。毎年9月第4日曜日には例大祭が開催され各地区の屋台や神輿が正木原近くの広場に集結します。
諏訪山公園
諏訪山は公園となっていて、春は桜、初夏はヤマユリが咲き乱れ、地元住民の憩いの場となっています。
諏訪山の自然林はスジダイを中心とした極相林(長い年月を経て植物の種類が安定した林)で房総南部を北限とする暖性植物が多く、館山市の天然記念物に指定されています。
下のヤマユリは2016年6月18日に撮影しました。諏訪山のヤマユリは6月中旬より咲き始め7月中旬頃までが見頃です。
諏訪神社東屋からの眺望
諏訪山は標高82mと高い山ではありませんが、前方に山がないため、頂上付近に東屋から館山市内と鏡ヶ浦が一望できます。
写真中央の赤い看板がパチンコのスキップです。
大塚山古墳の石祠
東屋横の椎の根本にある石祠は、昭和30年に正木岡地区の大塚山古墳にあったものを移転したようです。
神社の入り口右側の石祠です。文字は風化して読み取ることができません。
富士講祠
この方向に富士山があるようなのですが、現在は木が多く富士山は見えません。
手水石
狛犬
開口の阿形(あぎょう)と、口を結んだ吽形(うんぎょう)で一組となっています。
狐塚の石
諏訪神社から那古寺へ800位の地点にある大きな岩は「狐塚の石」と呼ばれ、昔諏訪神社と那古寺が喧嘩したときに、諏訪神社が那古寺へ向かって投げた石だという伝説があります。
正木の祭り(諏訪神社例大祭)
日時:9月第4土曜 夜宮 9月第4日曜 大祭
参加地区:正木上地区(屋台)・正木下地区(屋台)・正木向(屋台)・正木岡(屋台)・川崎地区(神輿)
2014年9月28日の祭りの風景
住所:千葉県館山市正木4294
駐車場:あり
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