金蓮院(コンレンイン)
山号:金剛山慈眼寺
宗派:真言宗智山派
本尊:大日如来(金剛界像)
安房国札観音の第二十九番
安房国八十八ヶ所第五番
金蓮院の略記(境内の看板より)
開山は鎌倉時代前期(1232年)です。古文書には伊豆から来た高僧が、犬尾岬を訪れたところ、真っ黒で大きな犬が現れ、
高僧の法衣の裾を咥えて離さず、大きな石塚のあるこの地まで導いて、犬は大喜びしました。
制止することができなくなった高僧が、その石塚に登り観音経を唱え、錫杖を打ち振ったところ、
六つの輪が十方に飛び散り、犬の姿も消えていたといいます。
そこでこの地に、観世音菩薩を安泰するお堂を建てたのが、金蓮院の始まりと記されています。
正面には本堂があり、左には朱色に塗られた観音堂があります。本堂の欄間には、初代 信由と二代信常との合作である「波と親子龍」の伊八の彫刻があります。
観音堂
山門
本堂
梵鐘
宝篋印塔
大賀ハス
1951年に千葉県の検見川遺跡から2000年前のハスの実が3個発見されました。大賀博士はその内の1個の発芽に成功し、
一躍世界的に有名になりました。平成6年に3個の実を譲り受け、3年後の平成10年7月8日に開花しました。
手水石
住所:千葉県館山市犬石379
TEL:0470-28-0159
駐車場:あり
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