小泉酒造【寛政五年創業、富津の蔵元】

2023年12月09日

小泉酒造(こいずみしゅぞう)

君津市の久留里~富津周辺は名水と米所で名高い地域。昔から多くの蔵元が点在しており、酒蔵の飲み比べができる「千葉の地酒飲み比べツアー」に最適な地域です。
 
今回は、富津市上後(うえご)の「小泉酒造」を紹介します。
創業は、江戸時代の寛政五年(1793年)の老舗蔵元。主力銘柄の東魁盛、東魁は品評会で何回も入賞した銘酒です。
 
店舗は国道465号線沿い。駐車場は広く普通車20台、大型車12台停められ観光バスも受け入れできます。
 
平成八年築の「ソムリエハウス酒匠の館」は20種類以上の試飲、販売コーナー、大吟醸ソフトクリームが食べられるカフェ、江戸時代の酒造用品などを展示博物館の複合施設です。

資料館

国道から駐車場に向かって左側の建物が酒造りの道具が展示されている資料館。
江戸時代からの酒造り用の羽釜、木の樽、柄杓や江戸時代の生活用品が展示されています。

【資料館入口】
博物館入口
【資料館内部】
博物館内部の写真

受賞入賞歴

店舗左側は各種受賞歴が展示されていて、受賞した酒の試飲コーナーとなっています。
 
「大吟醸 東魁盛」、「純米大吟醸 紫紺」は、全国新酒品評会、全米日本酒品評会などで複数回受賞しています。
詳しくは小泉酒造ホームページ小泉酒造の酒 受賞履歴をご覧ください。
各種受賞歴

酒の販売コーナー

店舗中央から右側は酒の販売と試飲コーナー。
千葉県オリジナル水稲、米粒すけを使用した、「粒すけ」や低グルテン米ゆめかなえを使用した「ゆめかなえ」などが飲み比べできます。
粒すけ・ゆめかなえ
東魁盛、東魁のコーナー
東魁盛、東魁のコーナー

贈答用の酒コーナー

木箱に入った酒や飲み比べの贈答品コーナー。和食店の開店祝いなどにお勧め。

贈答用の酒コーナー
贈答用の酒コーナー

生酒の試飲コーナー

粒すけ、東魁盛、東魁にごり酒の試飲コーナー。通常、日本酒は60℃前後の温度で2回火入行い保存期間を延ばし品質を安定させます。
生酒は火入れ工程を行っていない酒。フレッシュで瑞々しい香りが楽しめる反面、保存期間が短く冷蔵庫で保管する必要があります。
生酒の試飲コーナー

地元の名産品コーナー

店舗左側は地元農産物、海産物を使用した名産品のコ-ナー。
富津市のらくとは牧場直営の小さなチーズ工房。生産量は少ないものの「フレッシュで美味しい」との評価が多くおすすめです。

【冷蔵のおみやげ】
チーズ工房ラクト
【地元の農産物加工品】
地元のお菓子や珍味

ソフト甘酒飴、ソフト甘酒飴は酒を原料にしたお菓子。

【酒蔵寒天飴】
酒蔵寒天飴
【ソフト甘酒飴】
ソフト甘酒飴

東魁盛のTシャツや前掛けも販売されています。
前掛けは2,570円とお手頃価格なので衝動買いしそうになりました。
ところが、使う場面が思い当たらなかったので買ってはいません。
それにしても、今でも気になる商品です。
東魁盛のTシャツ
こうじみそ・無添加生みそは、創業300年以上深川の老舗「ちくま味噌」の製品。
燻製アヒージョは、南房総市和田町のいわし料理の名店「アルガマリーナ」の商品。

【こうじみそ・無添加生みそ】
ちくま味噌
【燻製アヒージョ】
燻製アヒージョ

カフェ(ソムリエ庵)

店舗右奥がカフェのソムリエ庵。大吟醸酒入りの「大吟醸ソフトクリーム」や「甘酒フロート」、「冷し甘酒」が味わえます。
カフェ
 


 

Webサイト/SNS

店舗で販売されている商品の一部は通信販売でもお取り寄せできます。
【通信販売】小泉酒造 オンラインショップ
【ホームページ】小泉酒造 ソムリエハウス酒匠の館
【X(旧Twitter)】小泉酒造合資会社
【Instagram】tokaizakari_sake

詳細情報

名称

小泉酒造

住所

〒299-1753 千葉県富津市上後423

お問い合わせ先

0439-68-0100

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

営業時間

9:00~17:00

駐車場

あり
普通車 20台
大型車 12台

アクセス

・館山自動車道路「富津中央IC」より約8.6km 車で約13分
・JR内房線「上総湊駅」より約6.4km 車で約11分
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