観音寺（養老寺）

観音寺（養老寺）(カンノンジ)

 
　宗派：真言宗
　山号：妙法山
　本尊：十一面観世音菩薩立像
　安房三十三観音の第三十番
 
洲崎神社に隣接していて、かつては神社の社僧も務めていました。
正式名は妙法山観音寺なのですが、養老元年（717）の創建であることから養老寺とも呼ばれています。
開祖は役行者(えんのぎょうじゃ)と伝えられています。
 

 
入口には仁王門があります。仁王門の中の仁王像はガラスに光が反射して撮影できませんでした。
 

 
観音堂の龍の彫刻です。本堂はどこにあるのでしょうか。探しても見当たりませんでした。
 

 
観音堂の右側に役行者を祀る岩屋へと続く階段があります。
 

 

 
観音寺の開祖である役行者（役小角）を祀る岩屋です。役行者は飛鳥時代から奈良時代の山岳修行者で修験道の開祖とされています。実在した人物でありながら海上や空中を歩き神通力を持つなどの伝説が多く残っています。
曲亭馬琴原作の「南総里見八犬伝」には役行者の化身が伏姫に仁義礼智忠信孝悌の玉を授ける場面が登場します。
 

 

 

 
岩屋は高台になっているので太平洋が見渡せます。
 

 
　住所：千葉県館山市洲崎1331
　TEL：0470-29-0833
　駐車場：あり
 
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