自然の宿くすの木(しぜんのやどくすのき)
南房総市和田町上三原の「自然の宿くすの木」は、廃校となった上三原小学校の跡地を利用した宿です。
宿泊は1室5名までで15,000円で、全6部屋あります。宿泊なしで、日帰り入浴や部屋の利用(レンタルスペース)は500円と大変リーズナブルな宿泊施設です。
料金につきましては変更になる場合がございます、詳しくは「自然の宿くすの木」ホームページお値段・ご予約についてでご確認ください。
元上三原小学校の校庭を利用しているので敷地は広々としています。敷地の一角には旧村社である山神社が鎮座しています。
山神社(さんじんじゃ)
参考文献:和田町史通史編 上巻
【旧社格】旧村社
【祭神】大山津見命(おおやまつみのみこと)
【祭礼】調査中
【由緒沿革】創立はつまびらかではありませんが、江戸時代前期の延宝九年(1681年)三月十八日と伝えられています。
樟の木
敷地内の山神社には樹齢約800年といわれる大きなくすの木があり、宿名の「くすの木」はここから命名されました。
樹高は約32m、幹回り約10mの大木。昭和10年3月千葉県天然記念物に指定されました。
BBQ設備
バーベキュー施設は無料で使用できます。
施設案内
宿泊部屋6室、檜風呂(男湯/女湯)、ホール、食堂、キッチン、講堂
ホールと食堂
ホール(左下)と食堂(右下)は宿泊者に限り無料で使用できます。また、ホールにあるグランドピアノも自由に弾くことができます。
キッチン
宿泊者は無料で使用できます。大型冷蔵庫、オーブン、大型ガスコンロ、炊飯器、調理器具完備。
部屋は5名まで宿泊でき、同じタイプが全部で6部屋あります。奥の2部屋は壁をはずすと20畳の大広間になり、宴会場として利用できます。
男湯。日帰り入浴もできます。(電話にて事前確認要)
※温泉ではありません。
講堂
講堂も無料で使用できます。
講堂には歴代校長の写真と、創立以来の全生徒の札があります。
上三原小学校/くすの木について
参考文献:和田町史通史編 下巻
上三原小学校は、明治6年(1873年)に山神社を仮校舎として、男子生徒9名でスタートしました。昭和22年(1947年)には男子48名、女子54名となり同一敷地内に幼稚園が併設されていました。平成7年(1995年)3月、少子化により北三原小学校に統合され廃校となりました。
廃校後は校舎を解体する予定でしたが、地域住民の「思い出の場所を壊したくない」という声が強く、平成9年(1997年)11月体験型宿泊施設「くすの木」に生まれ変わりました。国や県の補助金を活用し、旧校舎は解体し新築、講堂は残されましたが、その後建て替えられています。
宿泊施設は当初自治会で運営していましたが、2019年6月に一旦廃業、2021年8月に南房総市和田町海発の株式会社三峯商事が運営を引き継ぎ営業を再開しました。
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
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また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。
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営業時間
チェックアウト10:00
※料金により変更可
駐車場
座席数
※現在コロナウイルス対策として1部屋4名、最大24名までに制限中