北口牡丹園 (館山市亀ケ原) 2019年4月13日開園
2020年は新型コロナウイルスの影響により一般公開を行っておりません
開花状況は北口牡丹園Facebookで、ご確認ください。
館山市の北口牡丹園の牡丹と八重桜が見ごろを迎えています。現在は五分咲きで5月中旬まで楽しめそうです。また、北口牡丹園には芍薬(しゃくやく)も植えられているのでゴールデンウイーク頃には牡丹と芍薬を同時に見ることができます。
この牡丹園は北口良平さん北口陽子さんご夫妻が運営する牡丹園です。
1300坪の敷地には160種600株の大輪の牡丹が咲き乱れ、房総の新しい名所となりました。4月中旬~5月中旬頃は大勢の花見客が訪れます。
北口さんは会社員時代から牡丹を自宅の庭で栽培しながら「将来牡丹園をやってみたい」と思い続け、定年を機にこの地に牡丹を栽培し初めたそうです。
今から12年程前、陽子さんの実家の休耕田を譲り受け、開始から4年程で開園できるようになったそうです。
※2018年に残念ながら旦那様が他界され、現在は奥様とボランティアの方々が運営されています。
八重桜と牡丹
牡丹と八重桜は、ほぼ同時期に咲くので一度に鑑賞することができます。八重桜はソメイヨシノが咲いてから1~2周間遅れで開花するので、牡丹の見頃はソメイヨシノの開花時期を目安にするとわかりやすいです。
北口さんおすすめの品種「連鶴」と「黄冠」です。どちらも珍しい品種だそうです。
連鶴(れんかく)
黄冠(おうかん)
日本で初めての黄色の大輪の牡丹です。アメリカの「ハイヌーン」と「新扶桑」を交配した品種で、まだ珍しく入手しにくい品種です。
①七福神 ②長寿楽 ③新日月錦 ④麟鳳
①吉野川 ②島大臣 ③百花撰 ④島美人
①祭花笠 ②寿の寿紫 ③関西乙女の舞 ④神娘
草取りの様子
ご近所の方も草取りをされています。手入れはかなり大変なようです。
北口牡丹園の入口
道路にある看板は小さいので見逃さないように。館山バイパス(国道127号線)から那古交差点を経由して、県道296号線に入り
1.8km位走ると右側に看板があります。「リサイクル生活館」の隣です。
あまりに種類が多く写真をすべて掲載できません。確認できた品種の一部を紹介します。
※ほんの一部です。
新芙桑/島の藤/御所桜/玉兔/八束獅子/白王獅子/花競/春日野/金帝/明石潟/初化粧/新七福神/山姥/冬の花火/黒鳥/深夜の星/
ハーベスト/白神/アグレッター/芳紀/五扶容/紅輝獅子/天衣/百花殿/霞ヶ関/日向/紀子の舞/深夜星/花王/八重桜/寿の火花
牡丹について
牡丹は別名『富貴草』『花王』『ハツカグサ』などと呼ばれ奈良時代頃に中国から薬用として渡ってきました。
『立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』のことわざにもあるように
花が大きく綺麗なので、江戸時代には盛んに栽培されるようになりました。
芍薬と牡丹は良く似ていて欧米では区別していません。両方共『ぼたん科・牡丹属』ですが、牡丹は木で
芍薬は草です。
開花時期は、牡丹が4月中旬~5月中旬、芍薬は4月下旬~6月初旬です。
入園料は無料です。
※入口左に募金箱があります。
<周辺案内>
・創作パンのお店Aji pan住宅街の自家製パン店
北口牡丹園から約280m
・八幡神社亀ヶ原地区の鎮守。祭礼は10月の第2日曜日
北口牡丹園から約650m
・平野農園リーズナブルないちご狩り
北口牡丹園から約750m
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。
駐車場
アクセス
電車:JR内房線「那古船形駅」より約4km