御嶽神社(みたけじんじゃ)
南房総市白浜町滝口の御嶽神社は森の奥にある神社です。普段、この神社を知らない人は見つけるのが難しいのですが、祭礼の日は周囲に花が飾られるので見つけることができます。
創建・由緒・沿革などは資料が見つからないため調査中です。
御嶽神社概要
【祭神】金山彦命(かなやまひこのみこと)
【祭礼】8月第1土曜日
白浜滝口地区 長尾の祭礼の様子
【御朱印】なし
【由緒・沿革】調査中
8月の第1土曜日は滝口地区、長尾地区の合同祭。南房総周辺の祭りでは、各家や神社に紙の花を飾る風習があります。
境内案内
参道入口の鳥居があり、鳥居の先は石段、常夜灯、また石段があり、最上部の境内に狛犬、手水舎があり一番奥に拝殿と本殿が鎮座しています。
常夜灯
石段途中にある一対の常夜灯。年代は幕末の「文久二(1862年)戌年 十一月吉日」とあります。
狛犬
石段上の狛犬。年代は読み取れませんが、常夜灯に近い年代のように見えます。
手水舎/手水石
拝殿右手前の手水舎。手水石に文字が刻まれていますが、風化が激しく読み取れません。
<拝殿と本殿/h4>
向拝の彫刻はシンプル。手前が拝殿、奥が本殿となっています。
ヤグラ
本殿裏の崖には岩をくり抜いたヤグラがあります。やぐらは鎌倉時代中期から室町時代にかけて作られた横穴式の墓、供養堂。房総では至る所にやぐらが見られます。