青龍山能蔵院【ご朱印と火渡り】

2025年08月09日

青龍山能蔵院(せいりゅうざん のうぞういん)

南房総市千倉町忽戸の「能蔵院」は、ご朱印、火渡りが有名な真言宗智山派の寺院です。

能蔵院概要

参考文献:千倉町史/千葉懸安房郡誌
【宗派】真言宗智山派 千倉町円蔵院
【山号】清龍山
【称号】青龍山能蔵院
【本尊】飯綱大権現
【御朱印】あり
【巡礼】東国花の寺東国花の寺百ヶ寺(蓮の花)
【由緒・沿革】
創建の詳細は不明。江戸時代後期の文化12年(1815年)の寺伝によれば当初は1kmほど西の石尊代山にあった「蓮台密寺能蔵院」を、室町時代後期の天文20年(1551年)に宗栄法師が現在の地に再建したのが始まりとされています。
その後、地震や火災などの災害を乗り越え、江戸時代中期の正德5年(1715年)永智法師により再建されました。
現在の本堂と権現堂は平成24年(2012年)に再建されたものです。
 


ご朱印

能蔵院のご朱印をSNSで見た時、衝撃を受けました。文字に躍動感があり今にも飛び出してきそうです。
ご朱印は通常のご朱印(300円~)、月替わりの花歴ご朱印、限定ご朱印、黒和紙ご朱印など複数用意されています。
なお、限定・月替わりのご朱印の詳細は公式サイト青龍山 能蔵院だよりでご確認ください。
 
ご朱印帳は刺繍が施されています。
刺繍のご朱印帳
刺繍のアップ
これは般若心経の手彫り印。6cm四方のゴム印に4mmの文字が272刻まれています。この印は東京都墨田区の印鑑店「慶文堂」の三代目店主、増澤かんなさんにより奉納いただいたものです。
増澤さんは、テレビの「世界が驚く日本の職人」で紹介された超一流のゴム印職人です。
手彫りの印

極上おまかせご朱印

これはご住職のインスピレーションが沸くまで数日かかります。龍が昇る様子を表現したもので迫力満点。
極上おまかせご朱印
この文字の掠れた感じが気に入っています。これは平筆を使って書いたものです。書道は独学だそうで本当に驚きます。
極上おまかせご朱印のアップ
 


火渡り

ここ能蔵院では毎年2月11日の建国記念日に「春の大祭」として柴燈護摩さいとうごまを焚き上げた後、山伏たちによる火渡り行、その後一般の方も火渡り行が行えることで、毎年たくさんの方が一年の無事を願い参られます。
今年は天気もよく、少し風はありましたが桜咲く温かい日でしたので、たくさんの方がお参詣にみえていました。
南房総家族時間 桜から覗く能蔵院
この護摩壇にて柴燈護摩、火渡り行が行われるようです。
南房総家族時間 火渡り行前準備
開催時間も近くなり、たくさんの参詣客が集まってきました。
南房総家族時間 人が増えてきた能蔵院
厳かな雰囲気の中、寺社前から山伏たちが法螺ほらを吹きながら護摩壇のある結界内へ集まります。
結界内を清浄にするのだという呪文を唱えつつ、四方の方角の空に向けて弓を放ったりと、儀式も見ていて見応えがあります。
南房総家族時間 山伏たちが行う護摩
そして護摩壇に火が入ります!
山伏が大きな団扇うちわを持ち、火をつけた炉に空気を送ると勢い良く炎が燃え上がります。
少し離れた場所で観覧していましたが、顔が火照るほどの火力で驚きました。
南房総家族時間 燃え上がる護摩の炉
山伏たちの集合から護摩を焚くまでのダイジェストを動画で撮影させてもらったので、実物ほどの迫力はありませんが御覧ください。

ある程度焚き上がったところで、炉を崩し火渡り行の準備が始まります。
南房総家族時間 護摩の炉を崩し火渡り準備
まずは山伏たちが火渡りを行います。
南房総家族時間 火渡りの開始
その後参詣者が、老若男女みな渡り始めます。
中には本当に小さな子も渡っていましたので、見ているコチラがドキドキしてしまいました(苦笑)
南房総家族時間 火渡りを行う人々
 
山伏の後、最初に渡る赤いかみしもを着た方は、年男・年女の方で、今年はさる年の方々ですね。
こちらも一般の方々が行を行う様子をダイジェストで御覧ください。

【御朱印】下記にお問い合わせください。
  ※掲載されている情報が古い場合がございます。電話の際は、「房総タウン」を見たとお伝え下さい。
【電話】スマホの場合はここから直接電話できます⇒0470-44-0588
 

公式Webサイト/SNS

【ホームページ】【公式】青龍山 能蔵院|南房総市 東国花の寺
【ホームページ】能蔵院だより(行事・ご朱印情報)
【Instagram】能蔵院(@nouzouin)
【Instagram】能蔵院_姉(@nouzouin_ane)
【Instagram】能蔵院_(@nouzouin_gosyuin)
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