安田農園(やすだのうえん)
南房総千倉町は花と海で有名ですが、山あいに入るとみかん、びわ、ブルーベリー、ぶどう、などのフルーツ栽培も盛んです。
これらのフルーツはほとんどが季節物なのですが、安田農園のメロン狩りは一年中楽しめることで知られています。
約350坪のガラス温室では、一年中メロンが栽培されています。
1本の苗にメロンの花はたくさん咲きますが、最初に小さな実を3つ残し、後は間引いてしますそうです。
3つ残した実の中から一番良いものを1つだけ残し、最終的には1本の苗に実は1つだけの状態にするそうです。
これが、メロンの花です。ウリ科なので色も形もきゅうりにそっくりです。
この苗を10日間隔で植えて行き、一年中メロンの実が収穫できるようにしているのだそうです。
下の画像が受粉から数十日のメロンです。重みで枝が折れないように上がら紐で吊るしてあります。
上の状態から10日後の実です。だいぶ大きくなりましたが、まだ、マスクメロン特有の網目模様はありません。
更に10日後のメロンの実です。ここでやっと網目模様が出てきました。
メロンには網目のある物と網目のないものとがあり、ここで栽培されているのは網目があるマスクメロンです。
メロンの表皮は、ある時期になると表皮の成長が止まり、果肉はその後も成長を続けるので表面にヒビ割れができるそうです。
ヒビ割れの箇所には分泌液が出て固まり、これを繰り返すうちに網目模様がはっきりしてきます。
おいしいメロンの見分け方
■網目の模様が均等で細かく、盛り上がっているもの。
■重みのあるものは種の比率が低く肉厚で味も良い。
■果皮の色が均一なもの。
この状態になるとハウス内に甘い香りが漂っています。2月だというのに、ハウス内には虫が飛んでいます。
収穫までもう少し!
最終的には1個1個袋を掛けます。
1個頂いてみました。とても甘くジューシーで食べるジュースといった感じです。
これは出荷用のメロンです。
メロンは果物として食べることが多いですが、漬物にしても美味しいです。
右側はハバノリ。この海苔はネット販売では1枚1,000円しますが、ここは3枚1,000円です。
凄い掘り出し物を見つけました。
ここの高級メロン狩りは、一年中楽しめるうえ、食べ放題でも苺狩りとそれほど値段が変わらないのでおすすめです。
メロン狩りプラン・料金
プラン・料金は2019年6月時点のものです。詳細はお問い合わせください。
※4分の1カットの試食が入場料に含まれており、自分で採った分のメロンは別途買い取りとなります。
・料金 Aプラン 入園料+1/4個試食 一人: 600円
Bプラン 入園料+1/2個試食 一人:1,100円
Cプラン 入園料+食べ放題 一人:2,000円
(要予約:8/20~11/20限定)
※その他:メロンもぎ取り2,000円~5,000円
周辺案内
・千倉オレンジ村・オートキャンプ場
オートキャンプは1年中、ミカン狩りは10月~2月20日、5月下旬~7月下旬はホタル観賞ができます。
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。
定休日
営業時間
10月~3月 9:00~16:00
※安田農園のメロン狩り体験は1年を通して行っています。
駐車場
アクセス
車 :館山自動車道「富浦IC」より国道127号経由、千倉方面へ30分