平舘天神社
平舘天神社は平舘の田んぼの中にある神社です。周辺には「カエル岩」・「神楽石」・「礫石(つぶていし)」と呼ばれる奇岩が点在します。
祭神は学問の神様、菅原道真公。ご利益は祈心願成就。古代は大雷天神と田の神天神信仰とされる。(境内の掲示板より)
拝殿
拝殿は大きな岩の間にあり本殿はありません。境内は広くテーブルや椅子が置いてあり、住民の憩いの場となっています。
カエル岩
平舘天神社から100m位、田んぼの中に一際目立つ奇岩が「カエル岩」です。周囲は田んぼで、どうしてここにだけ
こんな大きな岩があるのでしょうか。
カエル岩から北へ300mほど行くと「神楽石」・「礫石(つぶていし)」・「弘法の井戸」があります。
神楽石
昔、平舘(へだて)の名戸川原(なづがっぱら)は雷神が暴れまわり人が住めない場所でした。
これを憂いた牛頭天王(ごずてんのう)は、雷神を鎮めさせるため、獅子(しし)と蝦蟇(がま)に
能を演じさせましたが、雷神は聞き入れず、獅子(しし)と蝦蟇(がま)を石にしてしまったという伝説が残っています。
南房総市HP名戸川原(なづがっぱら)の奇石
礫石
鎌倉時代に安房国朝夷の朝比奈三郎義秀が朝夷山(あせーなやま)から投げたと言われています。
朝比奈三郎義秀は怪力すぎるという理由で、閻魔(えんま)から地獄に責め落とされそうになったとき、
逆に閻魔を引きまわし、極楽へ案内させてしまったという話が残っています。(南房総市ホームページより)
弘法の井戸
弘法の井戸については調べてみましたが解りませんでした。
日本各地に弘法大師が、 手にもった錫杖(しゃくじょう)を地面にさして祈祷(きとう)すると、
清水が滾々と湧き出たという話が残っていますが、これと同じ話かもしれません。
【住所】〒295-0021 千葉県南房総市千倉町平舘336
【駐車場】なし
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