神余 日吉神社のかっこ舞い (動画あり)

2016年06月19日

神余地区祭礼

 
日吉神社の神輿
 
日吉神社の神輿 

神余日枝神社のかっこ舞い

 
神余(かなまり)の祭礼では、毎年7月に日吉神社の「かっこ舞い」(館山市無形民俗文化財)が奉納されます。「かっこ舞い」は五穀豊穣を祈願して獅子舞を頭に、腹に太鼓をつけて打ち鳴らしながら踊り、隣では4人の女子がカエルの鳴き声「ササラ」を鳴らし祈ります。
約200年前から伝わる神事ですが、何回か中断されました。現在は「神余かっこ舞保存会」により後世へ継承・保存するための活動が行われています。
 
日吉神社のかっこ舞い
  
踊りこみ
 
三匹舞い
 
二匹舞い
 
三匹舞い2回目
 
かっこ舞いは物語となっていて、雄の獅子(親獅子・中獅子)が雌獅子を奪い合い喧嘩となりますが、最後には仲直りをします。
演目は8場面で構成されています。(境内の掲示板より引用)
 1.大注連縄張り(おおしめなわばり)
  高張り提灯を先頭に、大太鼓、大注連縄、獅子、笛、ササラが行を成し、獅子たちの踊りを盛り立てます。
 2.踊りこみ
  雌獅子・中獅子・親獅子が共に踊り、美しさ、勇ましさを見せ合います。雌獅子がしめ縄の前に進むと雄獅子たちの奪い合いが始まります。
 3.中獅子舞い
  中獅子が雌獅子を意識し、自分の力を誇示します。
 4.親獅子舞い
  親獅子が雌獅子を意識し、自分の力を誇示します。親獅子は中獅子よりも大きな振りで
  男らしさを前面に打ち出し、存在の大きさを示します。
 5.三匹舞い
  場面が変わり、しめ縄の前で雌獅子・中獅子・親獅子が揃います。
  乙女のササラが登場します。ササラの音は雨音を表し、笠から垂れる7色の紙は
  雨だれを表していると伝えられています。
 6.きり舞い
  ササラの間に隠れた雌獅子を探し求めます。
  親獅子と中獅子がかじりあい、中獅子が負けます。
 7.二匹舞い
  親獅子と雌獅子は勝ちを喜びます。傷ついた中獅子もやがて元気を取り戻し
  再び親獅子とかじり合います。今度は親獅子が負けます。
 8.三匹舞い
  男女の恋の葛藤を描く物語も、三匹が仲直りをして幕を閉じます。
  最後は「出葉」の曲で幕を閉じます。
  

 
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住所:千葉県館山市神余932
TEL:0470-22-2544
開催日:7月 19日 20日
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館山市神余の祭礼

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