南房総市富浦町 八束の祭礼

2018年10月19日

八束の祭礼(やつかのさいれい)

 
南房総市富浦町の八束の祭礼は、深名区宮本区大宮区(大津)鶴鳴区の合同祭で毎年10月に開催されます。以前は10月の第3土曜日に開催されていたと思ったのですが、2018年は10月13日(第2土曜)に開催されました。八束の祭礼は上記の他に丹生地区(廣田神社)もあるようなのですが、こちらは山一つ隔てているので単独で開催されているのかも知れません。
 

 

深名区

 
深名区の神輿は房州きよっぱち周辺を練り歩いています。
 
深名区の神輿(房州きよっぱち前)
 
深名区の神輿のアップ画像
 
深名区の神輿(後方)の画像
 
深名区の神社は八坂神社です。向拝の彫刻は三代目波の伊八「武志伊八郎信秘作」の作品です。
【住所】南房総市富浦町深名115-2
【祭神】素戔嗚尊(すさのおのみこと)、松尾大明神(まつおだいみょうじん)
 
八坂神社の画像向拝の龍の彫刻の画像

 


 

 

宮本区

 
宮本区は、深名から道の駅大津の里花倶楽部へ向かう途中にあります。宮本神社前には担ぎ屋台がありました。
 
宮本区の宮本神社と屋台の画像
 
宮本区の屋台(後方)の画像
 
宮本区の屋台の鳳凰の彫刻
 
柱には龍の彫刻が施されています。
 
宮本区の屋台の龍の彫刻
 

宮本神社

 
【住所】富浦町宮本55
【祭神】菅原道真公、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)
 
宮本神社の画像
 

 


 

 

大宮区(大津)

 
大宮区は大津の里花倶楽部の向いに屋台小屋があります。大宮区は3台も屋台を所有しています。そのうち2台が現役で屋台小屋の中に子供用屋台が1台あります。
 
大宮区の集会所の屋台のの画像
 
1台目の屋台
 
大宮区の1台目の屋台の画像
 
1台目の屋台の龍の彫刻
 
1台目の屋台の龍の彫刻
 
2台目の屋台
 
大宮区の2台目の屋台の画像
 
3台目は屋台小屋の中にあり現役ではないようです。かなり小さいのでこども用の屋台なのかも知れません。
 
大宮区の3台目の屋台の画像
 
大宮区の諏訪神社は岡の上にあります。境内には社が2つあり、大きい方が熊野神社、小さい方が諏訪神社です。
 
諏訪神社参道の画像諏訪神社拝殿の画像

 


 

 

鶴鳴区(居倉+手取)

 
鶴鳴区の屋台(前方)の画像
 
鶴鳴区の屋台(横)の画像
 
鶴鳴区の屋台(後方)の画像
 

山宮神社

居倉区の鎮守である山宮神社は、幹線道路から離れた目立たない場所に鎮座しています。
【住所】南房総市居倉114
【祭神】大山祇神(おおやまつみのみこと)
 
山宮神社参道の画像山宮神社拝殿の画像

 


 

 

松尾神社

 
深名区は八坂神社の他に松尾神社があります。松尾神社に関しては文献等が見つからないので祭神や由緒などは分かりません。数年前、台風により社が倒壊し、2018年に確認したところ再建されていました。拝殿の向拝には小さいけれど精巧な龍の彫刻があり、彫工師を確認すると「富國州宮郎 後藤太右衛門 藤原義重」と彫られています。
後藤太右衛門(渡辺太右衛門義重)は文政7年(1824年)安房郡洲宮村(現在の館山市洲宮)の農家に生まれ、元名の中沢久五郎の門人となって修行に励み、宮大工の棟梁として多くの社寺を造営したほか、後藤流の彫物師としての仕事も行っていたそうです。明治39年(1906)、83歳没。
 
松尾神社参道の画像松尾神社の龍の彫刻の画像

詳細情報

名称

富浦町八束の祭礼
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