KONAYA kamogawa【油かす入りのお好み焼き】

KONAYA kamogawa（こなや かもがわ）

鴨川市前原の「KONAYA kamogawa」は、南房総（安房地域）では大変珍しい「油かす」や「とんぺい焼き」が味わえるお好み焼き店です。
店舗はJR内房線「安房鴨川駅東口」から徒歩約７分。マリンロード沿いです。

駐車場は店舗向い側。共同駐車場になっているので停める場所に注意してください。
手前に２台と奥に２台停められます。（案内札が立っています）

店内はカウンター６席、テーブル６席、小上がり（座敷）３卓×４席。テーブルと小上がりは自分で焼いて食べるよう鉄板があります。
カウンターはお店で焼いてもらえます。

【テーブル席とカウンター席】

【小上がり（座敷）】

＜ＫＯＮＡＹＡ ｋａｍｏｇａｗａの特徴＞

最近、鴨川市の情報をほとんど掲載していないので、話題の店を探していたところ「鴨川のコナヤが美味しい」という情報が入りました。
 
ネットでクチコミを調べてみると、２０２５年３月時点でクチコミ件数は16件、総合評価は4.6点の高評価。
内容は「料理が美味しい」、「地元で愛されている」、「接客が良い」など。
 
メニューを調べると、魅力的な写真がたくさん並んでいます。通常は美味しい店の情報が入ると週末に行くことにしていますが、写真を見ているうちにどうにも我慢できなくなり即日に行ってみました。
そして、気になるメニューを全部食べてみました。
 
今日食べた料理は「とんぺい焼き」、「砂肝ネギポン酢焼き」、「ブタ玉のお好み焼き（油かす追加）」、「広島カキバター」、「油かす焼きそば」の５品。
それでは、順番に説明します。

とんぺい焼き

このお店を知るまで「とんぺい焼き」のというものを知りませんでした。そこで「とんぺい焼き」について調べてみました。
 
とんぺい焼きは、大阪を中心とした関西地方で広く食べられている鉄板焼き料理。基本的には炒めた豚バラ肉を溶き卵で包み、ソースとマヨネーズで味付けしてある料理で、店によって色々アレンジされているようです。
 
ビジュアルは、ソースとマヨがかかったオムレツ。刻み紅しょうがとネギがアクセント。
それでは人生初の「とんぺい焼き」を食べてみます。
 
甘いオタフクソース、玉子と豚肉の甘味がマッチして想像以上の味。２人で半分づつ食べましたがもっと食べたいとうい気持ちになります。
しかし、まだまだ料理を注文してあり今日はこれで止めておきます。

中は全部豚肉！！。　肉はＳＰＦ豚を使用。

隣は鳥源という鶏肉屋、近くにも豚肉店があり大半の食材は近所で揃うそうです。

砂肝ネギポン酢焼き

シャキシャキとした食感が持ち味の砂肝。私は最近、この食感にハマッています。

油かすとは？

関西地方ではメジャーな「油かす」も関東地方ではそれほど知られていません。「千葉県　油かす」で検索してみると、肥料の油かすが多く、食材としての油かすは県北に少し見つかる程度。
千葉県南部では見つけることができません。
 
私も「油かす」という言葉は知っていましたが、どんなものか知らず、天かすのようなものだと思っていました。
調べてみると「油かす」は、牛や豚の腸などのホルモンを熱して油を取り出した後に残る食品。当初は副産物として扱われていたようですが、旨味が強いことから次第に人気が出て「かすうどん」や焼きそば、タコ焼きなどに使われるようになり価格も高騰しています。
 
KONAYAの油かすは、国産牛から２ｋｇしか取れない希少な油かすを使用しています。

お好み焼き（ブタ玉の油かす入り）

ソースの茶、マヨの白、青海苔とネギの白、紅しょうがの赤、インスタ映えする一品。
直接油かすの味は感じませんが、とても旨味が強いので隠し味になっているようです。

広島カキバター

KONAYAの人気商品の一つ。この焼き色は食欲をそそります。焦げたバターと醤油の香りとカキの旨味が堪らない逸品です。

油かす焼きそば

所々に油かすが見え隠れしています。油かすだけを味わってみると、ホルモンの旨味が更に凝縮されています。
これは家で作ってみたいと通販で国産牛の油かすを購入しようと思いましたが、非常に高価です。
やっぱりお店で食べることにします。

メニュー

※下の画像の価格、メニューは２０２５年４月時点のものです。最新メニューは公式インスタグラムでご確認ください。

一品料理

公式Ｗｅｂサイト／ＳＮＳ

※最新メニューのチェックやお店のフォローは下記より。
【Instagram】(@konaya.kamogawa)