よぜむファームカフェ【ビワとイチジク農家のカフェ】

2023年11月25日

南房総市富浦町丹生(にゅう)のよぜむファームカフェは房州ビワ、イチジク農家が運営する農家カフェです。
オープンは2023年10月9日。この道はオープンしてから何回も通っているのですが、オープンしてから2ヵ月以上経ってようやくお店の存在に気づきました。
 
店舗は岩井おどや横から富浦のセブンイレブンに抜ける山の中の細い道沿い。地元では「バケトン(お化けトンネル)の道」や「八束(やつか)の山道」で通じるはずです。
この道は今まで飲食店は1件もなく、人間より猪やタヌキの方が多い地域です。
 
営業は土曜と日曜限定。営業日は店舗前にノボリが出ています。
車は店舗前に3台停められます。

2023年はイチジクが終了する12月初旬で一旦休業し、翌年1月にイチゴの実が成る頃営業を再開するそうです。

【店舗前のノボリ】
店舗前のノボリ
【カフェ外観】
カフェ外観

周囲は里山に囲まれた長閑な農村風景。ノボリが無ければカフェがあるとは気が付かない隠れ家的なお店です。
店の前にはイチジクが植えられ、ニワトリが放し飼いにされいます。

【イチジクの木】
イチジクの畑
【放し飼いのニワトリ】
放し飼いのニワトリ

店内は昔の雰囲気を残しながらモダンな雰囲気にリノベーションされています。
 
ホームページや店内の案内によると、代表の山本こずえさんは富浦町丹生の枇杷農家(この土地)生まれ。
大学卒業後は都内の都市計画コンサルティング会社に勤務し地方活性化に興味を持つようになったそう。
 
2013年、生家が空き家になること、枇杷山の放棄地などの状況を知り、悩んだ末に移住を決意。
枇杷やいちじく農家を生産・出荷しながら2023年10月にこのカフェを開業しました。
 
現在の建物は農家の納屋です。平成元年(2019年)の大型台風で被害を受け、仲間とDIYをしながらリニューアルしたものだそうです。
よぜむファームの店内

【天井】
天井
【カフェ店内】
カフェ店内

一番人気の「いちじくバターケーキ」は完売していたので、「いちじくのマフィン」を注文。

いちじくのマフィン

いちじくのマフィン、生いちじく、ドライいちじくのセット。
マフィンには、いちじくが入り、いちじくの繊細で上品な香りと種のプチプチ感が楽しめます。
 
イチジクのマフィンとコーヒー

いちじくのシェイク

原料はいちじく、バナナ、牛乳。上にドライイチジクがのっていて砂糖は使っていません。
 
バナナにイチジクの風味が加わり爽やかで自然な甘さです。
イチジクのシェイク

フェイジョア

下の写真の緑の実は「フェイジョア」。
ずっと食べてみたいと思っていて苗を買って植えたことがありますが、いつの間にか枯れてしまいました。
 
実を食べてみました。まったくクセはなくキウイ、梨にリンゴを混ぜたようで美味しいです。
もう少し熟すと南国の香りが増すそうです。

【フェイジョアの実】
フェイジョアの実
【フェイジョアの実の中】
フェイジョアの実の中

大変気に入ったのでフェイジョアの木を見せてもらいました。
すると枝を切っていただきました。家に持ち帰って挿し木にしてみようと思います。
YouTubeでフェイジョアの挿し木について調べてみました。細い枝を20cmほどに切って、葉を2枚残して水に入れた後、
挿し木用の土に挿します。時期は4月~5月が最適のようです。とりあえず温室に入れて挑戦してみます。
フェイジョアの枝
 
私は館山に移住した際、珍しい実が成る苗を探しては通販で購入して植えることに凝っていました。
 
幹に直接巨峰のような実が成る「ジャポチカバ」も3年で枯れてしまいました。
「ポポー」も5年経っても50cm以上にならず、いつの間にか姿を消してしまいました。
洋食で大人気の「フィンガーライム」は通販で1本7,000円。半年待ってやっと購入。7年経ち毎年花は咲きますが小さい実が成っても途中で落ちてしまいます。

メニュー

※メニュー・価格は2023年11月時点のものです。
メニューは季節により変わるので、詳細はホームページやSNSでご確認ください。
※作物は年により違いがあります。いちじくの時期は7月~11月、1月~3月はイチゴ、5月はビワだそうです。

店内メニュー

■いちじくケーキセット

いちじくケーキと飲み物

■いちじく食べ比べ

■いちじくのバターケーキ ジャム・生クリーム添え

富楽里のラルジュとのコラボケーキ。ドライいちじくがぎゅっと詰まったケーキ

■コーヒー

フルーツのように美味しいオリジナルブレンド byポタリズムコーヒーロースター

■ホットティー

スリランカ産 いちじくジャム+100円

■黒いちじくシェーク

甘味の強い黒いちじくのシェーク

お取り寄せ・おみやげ

■黒いちじくのコンポート

ビオレソリスを赤ワインとシナモン・グローブ、レモンをコトコト煮たコクのある一品

■いちじくジャム各種
■大人のいちごジャム

無農薬・砂糖控えめ。酸味と甘みのバランスの衝撃の味
【店内メニュー】
店内メニュー
【お取り寄せメニュー】
お取り寄せメニュー

Webサイト/SNS

【ホームページ】枇杷の販売 よぜむファームへようこそ!
【Facebook】よぜむファーム
【Instagram】yozemu_farm_cafe

イチジクの種類

よぜむファームでは様々ないちじくを栽培・販売しています。商品の購入は上記ホームページよりお申込みください。
季節によりカフェで食べ比べができます。
■ロングドゥート

完熟バナナのようなねっとりとした味わい

■ドーフィン

ちいじくの定番。水分が多くさっぱりとした甘味

■ネグロラルゴ

もっちり食感。少し酸味がある

■カルフォルニアブラック

ねっとり濃厚ないちじく

■ビオレ・ソリエス

栽培が難しく、めったにお目にかかれない高級品種。「黒いダイア」、「幻のイチジク」などと呼ばれる。

■ネグローネ

甘味と酸味を兼ね備える一口サイズのいちじく

■アーチベル

薄いピンク色。ムースのようなフワフワ食感

■ホワイトアドリアチック

上品な甘さ。チーズとの相性が良い

■カドタ

蜜があふれるほどジューシー。ジャムや蜂蜜のような甘さ

イチジクの種類一覧

詳細情報

名称

よぜむファームカフェ

住所

〒299-2417 千葉県南房総市富浦町丹生370

お問い合わせ先

090-6528-1381

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

営業時間

12:00~16:00

駐車場

あり(店舗前3台)

座席数

店内テーブル 13席
オープンスペース 3席

アクセス

〒299-2417 千葉県南房総市富浦町丹生370

備考

・店内禁煙
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