喫茶monk beat(キッサモンクビート)
南房総市三坂の喫茶モンクビートは通りがかりの人では見つけることができない隠れ家的な喫茶店です。
店舗前の道は地元の人しか通らず、偶然通ったとしても看板が目立たないので、気が付かず通り過ぎてしまうでしょう。
オープンは2020年11月。オープンしてから何回もこの道を通りましたが、半年経ってようやく気が付きました。
このお店は、店の造り、料理、ドリンクなど色々な意味で唯一無二の喫茶店です。
オーナーの山口さんは、レコーディングエンジニア、イベントプロデュースなどを手掛ける「monk beat studio」の代表であり、かずさFM「Peace Vibration」のレギュラーとして活躍されています。
山口さんについては南房総市の南房総的起業人monk beat recors山口泰さんで詳しく紹介されています。
スタジオは薬王寺という真言宗智山派のお寺を再利用しています。喫茶店は、地元の村上建築工房が中心となって建築した半セルフビルドだそうです。
店内も古いようで新しい初めて見る造りです。床は土間、木材は再利用なので古民家のようにも見えますが新築したものです。
畳の部屋には囲炉裏もあります。
店内に入ると、とても「癒し」を感じます。最初は店の造りがそのように感じさせるのだと思っていましたが、他にも理由があったのです。
それは、店内に流れる自然の音です。天井にあるのは「波動スピーカー」ナチュラルでリアリティ溢れる音で注目されているスピーカーです。
モンクビートでは南房総の鳥の声、波の音、水の音、鐘の音など自然の癒される音を集めたCDを販売しています。
モンクビート玄米おにぎりセット
玄米のおにぎり1個、ぬか漬け玉子半分、季節の味噌漬け、味噌汁のセットです。
米は無農薬の天日干し玄米を圧力釜で炊いているそうです。
おにぎりセットは肉や魚などは入っていません。しかし、一品一品がとても丁寧に作られているのを感じます。
主役の玄米おにぎりは塩、梅干し、タケノコの3種類。今回は塩にタケノコを追加注文。
玄米は体に良いというイメージがあり、私も何回が購入し圧力釜で炊いてみましたが、定番にはなりませんでした。
しかし、モンクビートの玄米おにぎりは極上の味わいです。味は塩のみで充分、噛ほどに玄米の旨味が口の中で広がります。そしておこげの香ばしさが堪りません。
平飼い卵のぬか漬けはぬかの旨味がプラスされて濃厚で深いコクを感じます。タケノコの天ぷらは衣が薄くタケノコの自然な甘みを感じます。味噌汁の具はセリ、豆腐、タケノコ。
味噌は黒大豆を使った手作り。醤油も自家製だそうです。
モンクビートパフェ
パフェに入っているのはアラブのアイスでカルダモンが入っています。カルダモンはスパイスの女王と呼ばれ爽やかでスパイシーな香りが特徴。
初めて食べる味ですが、アイスとの相性が良くとても気に入りました。
クナーファ
クナーファはアラブのお菓子。デーツのドライフルーツとチーズの温かいお菓子。これも初めて食べる味ですが癖がなく食べやすい味です。
メニュー
※メニューは2021年4月時点のものです。参考としてご覧ください。
メニューは非常に珍しいアラブのスイーツやドリンクがあります。黄色のマーカーは私が味わってみたいと思うものです。(ほぼ全部です)
■モンクビート玄米おにぎりセット
■無農薬天日干し玄米おにぎり
■平飼い卵のぬか漬け
■クナーファ
■アラブアイス
■平飼い卵のプリン
■草だんご
■パフェモンクビート
■モンクビートコーヒー
■モンクビートミルクコーヒー
■モンクビート薬草茶
■梅肉エキスお湯割り
■自家製ジンジャーのシロップのチャイ
■自家製フレッシュハーブティー
■はちみつ梅ジュース
■アラブのスパイスコーヒー
■アラブのスパイスミルクコーヒー
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。
ホームページ
定休日
※日曜、月曜のみ営業
営業時間
駐車場
座席数
座敷 8席
アクセス
・富津館山自動車道路「富浦IC」より約7.4km 車で約14分