ゼロから初めた「に地域居住」奮戦記
2007年より東京と南房総の二地域居住を実践する馬場未織さんの著書。田舎暮らしを始めるきっかけから、土地探し、里山での生活の様子などが書かれていて
二地域居住や移住を検討されている方へオススメの本です。
目次
◎第1章「田舎がない。田舎が欲しい」
・日常に、田舎暮らしをインサートする
・「はじめる」ことと「続ける」こと
・おくればせながら、自然デビュー
・遊べる外はどこにあるか?
・田舎にも家を持つことのリアリティ
◎第2章「理想の土地を探して」
・ネットで初めた仕事探し
・不動産巡りの日々
・アクアラインを渡る決意
・房総半島土地行脚
◎第3章「運命の土地との出会い」
・運命の土地
・八七〇〇坪という桁違いな広さ
・古い農家に宿る魅力
・農地を取得するのは無謀か?
・協力者との、信頼関係
・売り主さんに会ってこそ、分かること
◎第4章「週末は農家暮らし」
・歴史館のある空気を上書きする「こどもおばけたち」
・家には手を入れず、このまま住もう
・うちは「ウエンダイ」
・房総、草ぼうぼう
◎第5章「南房総-東京往復生活」
・大移動の週末
・生き物を喰らう
・カエルの調律
・自分でつくった野菜を食べる
・生き物たちとのに地域居住
・電車の中でひとり、イノシシに悩む
・生まれ故郷は空気
◎第6章「迷ったり、変わったり、確かめたり」
・千葉ばっかりでつまんなーい
・野良着とポチチ
・人間の脳がつくった世界からの脱却
◎第7章「里山生活を内側から発信する」
・アウェイからホームへ
・個人の実感を、活動に変えていく①里山学校
・個人の実感を、活動に変えていく②洗足カフェ
・個人の実感を、活動に変えていく③三芳つくるハウス
◎第8章「二つの地域に住むということ」
・第一の故郷、第二の故郷
・緊張と弛緩
・普通の人が、普通にはじめる週末田舎暮らし
・出発の前に
◎コラム
・東京R不動産・吉里裕也氏に聞く、リアルニ地域居住情報
◎おわりに
週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮戦記
2014年2月27日 第1刷発行
【著者】 馬場未織
【発行所】 ダイヤモンド社
〒150-8409 東京都渋谷区神宮前6-12-17
電話:03-5778-7232(編集)03-5778-7240(販売)
【装丁】 重原隆
【本文デザイン】TYPE FACE(二ノ宮匡)
【写真撮影】 京島良太
【企画】 古屋荘太
【作成進行】 ダイヤモンド・グラフィック社
【印刷】 加藤文明社
【製本】 本間製本
【編集担当】 市川有人
ISBN-978-4-478-02505-5
アマゾン通信販売週末は田舎暮らし
馬場未織(ばば みおり)
1973年東京都生まれ。1996年日本女子大卒業、1998年同大学大学院修了後、建築設計事務所勤務を経て建設ライターへ。
プライベートでは2007年より家族5人とネコ2匹、その他に飼う生き物を連れて「平日は東京で暮らし、週末は千葉県南房総市の里山で暮らす」という(ツメ)二地域居住を実践。東京と南房総を通算300往復する暮らしの中で、里山の子育てや里山環境の保全・活用、都市農村交流などを考えるようになり、2011年に農家や建築家、教育関係者、造園家、ウェブデザイナー、市役所公務員らと共に任意団体「南房総リパブリック」を設立し、2012年に法人化。
現在はNPO法人南房総リパブリック理事長を務める。
メンバーと共に、親と子が一緒になって自然体験学習をする「里山学校」、東京に野菜の美味しさを届ける「洗足カフェ」(~2014・目黒区)、里山環境でヒト、
コト、モノをつなげる拠点「三芳つくるハウス」の運営、二地域居住促進事業などを手掛ける。
南房総リパブリック
シノワ レッセフェール サクシードアズ 洗足カフェ
南房総リパブリック 活動の様子 2017年1月14日