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南房総で出会う!農業、古民家修復体験と地域家族との交流編

館山市/南房総市/地域復興/移住支援


千葉の暮らし魅力体験ツアー
~南房総で出会う!農業、古民家修復体験と地域家族との交流編~
 
今回は2016年9月24日~25日にかけて「南房総で出会う!農業、古民家修復体験と地域家族との交流編」と題して行われた、南房総の移住者支援イベントにお邪魔しました。
 
千葉県の政策企画課により、南房総市と館山市、また両市のNPO団体や住民の方々が、東京や埼玉、神奈川などいわゆる都市部の方々で田舎への移住を考えておられる方に集まっていただき、田舎暮らしのメリット、デメリットをご説明しつつ、いかに南房総地域が終(つい)の棲家として魅力に満ちた土地なのかを感じていただくのが目的です。
 
 
まずは南房総市の三芳地区にある「安房いろは農園 」の農主さんに、農園を案内していただきました。
いろは農園での一コマ
この「安房いろは農園」の農主さんも、2009年に南房総市白浜町へ移住して来られ、その後農業を学び、2011年にこの三芳地域に越してきて本格的に農業に従事されるようになった方です。
 
ここでの予定では簡単な農作物作付け体験が行えるはずだったのですが、あいにく初日午前中は雨が降ったり止んだりの不安定な天気でしたので、農主さんのお話を聞きつつ、ヒガンバナの咲き誇る農園まわりを里山散策です。
途中農主さん自ら今年収穫されたパッションフルーツや、自作された醤油なども振る舞っていただいき、皆さん「生」の農業体験に耳を凝らしておられました。
 
農園を一周りしてお腹を空かせたら、次は待ちに待ったお昼ごはんです。
牛たん市川 藏にてお昼ごはんの一コマ
こちらも、以前房総タウンでご紹介したことのある、南房総市三芳地区の「牛たん市川 藏 」にて、牛たんカレーに舌鼓を打ちました。カレーのトッピングには、いろは農園さんで採れた採れたての夏野菜が彩り、目でも舌でも楽しめるお昼ごはんに皆さんご満悦の様子です。
こちらのレストランの経営者ご夫妻も、2013年に市川市から移住して、こちらで店を始められた方です。
今ではツーリング客やサイクリング客の口コミで、里山の中という立地条件でありながら、土日や連休など繁盛しておられます。
こちらでは南房総市の企業・起業家支援サイト にて、「市川牛たん 藏」の起業のお話もお聞きすることができます。
 
 
さて、一休みした後場所を変え、午後からは南房総市の国定公園であり、房総タウンでも紹介させていただいている「大房岬自然公園」で森林セラピー体験です。
南房総市 大房岬自然の家ホームページ 
南房総国定公園 大房岬 森林散策
ここではNPO法人「千葉自然学校 」の方が、南房総市の自然を、とても面白おかしく解説していただき、皆さん笑いながら楽しく耳を傾けていました。
また南房総市の商工観光部の方が、ハンモックを使っての森林セラピーを紹介し、これも皆さん楽しみながら実践してリラクゼーションとして楽しみました。
南房総国定公園 大房岬 森林セラピーでの一コマ
 
一通り森林浴を楽しんだ後は、明日の天気を予感させるような夕焼けの中、民宿「きのえ荘 」に移動し、そこで地元の方との交流会を行いました。
まずは南房総市の総務部企画財政課の方から、南房総市の移住についての支援やパンフレットの説明を受け、その後夕食を交えながら、大房岬でお世話になったNPO法人「千葉自然学校」の方や、南房総でいろいろなイベントやボランティア活動をされているNPO法人「えふぶんのいち計画 」主催のご夫妻をお招きし、南房総についてのいろいろな情報を伺い、交流を温めつつ、初日は幕を閉じました。
民宿きのえ荘にて懇親会の一コマ
 
 
2日目は朝、海岸の散策からスタートだったそうですが、私は本日のメインイベント「古民家修復体験」から参加させていただきました。
古民家再生の舞台となる館山市神余にある古民家
館山市街からほんの10分ほど車で走らせて到着した館山市の神余(かなまり)地区にある古民家は、まるでスタジオジブリの世界です(笑)
 
ここでは館山市で南房総への移住を積極的に支援しているNPO「おせっ会 」主催で古民家の再生が行われています。
その「おせっ会」指導の元、皆さん珪藻土(けいそうど)を使った壁塗りやデザインタイルの製作など、楽しみながらの古民家再生を体験しました。
古民家再生の一コマ
中には「プロですか」って程、上手に壁を塗っている方もいて、取材していて驚かされました(笑)
 
「おせっ会」は、南房総への移住や街コンなど、積極的に南房総の地域振興をなさっているNPOで、毎月第四土曜日に、有志で古民家を再生しています。
お手伝いはどなたでも無料ですし大歓迎だそうですから、タイミングが合えば、これからもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
 
 
壁塗りが一段落したところで、今度はお昼ご飯の準備です。
これも「おせっ会」お手伝いのもと、南房総の名物「さんが焼き」を、皆さん自分たちの手で作っていきます。
まずは「おせっ会」代表の八代さんが、にこやかに説明しながら慣れた手さばきでアジを3枚に下ろします。
次に全員でさばくのですが、今まで魚をさばくどころか、包丁も握るのも久しぶりや初めての方々もいますので、おっかなびっくりに笑いながら皆で魚を下ろしていました。
 
切り身にしたアジを叩いて味噌を和え、さらに大葉をのせて古民家の表に用意したバーベキューセットの網で焼き上げれば房総名物「さんが焼き」の出来上がりです
さんが焼き作りの一コマ

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さらにその後地野菜のサツマイモやカボチャの天ぷらなども作っていただき、皆さんで楽しく美味しく南房総の味を堪能しました。
ちなみに南房総の名物「さんが焼き」ですが、焼く前に生のままで食べるのを「なめろう」と呼びます。
南房総には「南房総なめろう研究会 」というグループもあり、南房総の各飲食店さんも参加し「さんが焼き」や「なめろう」など南房総の伝統食の継承に努めています。
南房総なめろう研究会ロゴ

 
 
自分たちで料理した南房総の味を味わった後は、「また旅倶楽部 」さんのガイドで、この館山の神余地区をしばし散策しました。
「また旅倶楽部」は館山・南房総の歴史散歩・寺社めぐり・史跡めぐり等を希望にそって案内してくれる、地域観光ガイド団体です。
少人数でもガイドをお願いできるそうですから、移住の決め手を探すために南房総のいいところを、地元に住む方に生きた情報を教えていただきつつガイドしていただくのもいいかもしれません。
 
 
散策後、最後に到着したのが「マダムナカイのローズカフェ・バラの学校 」です。
最後はここでNPO「おせっ会」代表の八代さんや地元神余小学校のPTA会長さん、館山市議会の方なども交えて、オリエンテーションが行われました。
マダムナカイのローズカフェ・バラの学校でのオリエンテーション
 
皆さん最後に感想や、思っていたこと、疑問点などを質問し、それに対して情熱的に答える地元の方々を見ていてその熱意をヒシヒシと感じました。
 
 
八代さんや市議会議員の方もおっしゃっていましたが、南房総は食べ物も豊富で温暖、とても生活しやすい環境ではあるものの、具体的な目的を持たずに越してきて生活を始めようとしてもなかなかに難しいです。
ここで「何ができるのか」「何をしたいのか」をハッキリと意識して、ぜひ南房総を終の棲家としてご検討ください。
住居をお探しの方は、農業のできる10坪以上の庭のある住居や、古民家などの情報提供も行っている、房総不動産ネットワークなどもご利用下さい。
 
 
来年はじめにまた、県主催で同じようなイベントがあるそうですから、その報もこちらでご紹介させていただこうと考えています。
皆さん2日間、中身の濃い南房総での交流会、お疲れ様でした♪
 
 


以下にこのイベントでお邪魔した各場所をご紹介しておきます。